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- 2019.03.09 Saturday
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- by スポンサードリンク
3つのそだちと5つのプログラムは遊びのエッセンスです。
教育・保育目標の視点で子どもたちの遊びの様子を紹介しているかもめダイヤリー
今回は『絵本』について紹介します。
ある日のランチタイムの出来事。
デザートのすいかを手にしたある子が
「たねは食べないほうがいいよ」と
話はじめました。
『なんで?』
「すいかのたねを食べるとお腹の中にすいかが生えてくるんだよ。」
『へぇ〜』
「だってね、ばばばあちゃんが言ってたよ」
と可愛いらしい会話が広がっていました。
幼児クラスの絵本コーナーには
季節に合った絵本、子どもたちの興味、関心を引き出せる絵本や考えるきっかけになる絵本など、保育士が思いをもって毎月、コーナーに置く本を選んでいます。
今回のエピソードは、ばばばちゃんシリーズの『すいかのたね』という中の一場面で、絵本を通じて子どものイメージする力や創造性の育ちが見られた瞬間でした。
まだまだ
続きがあるのです(^。^)♪
すいかの図鑑をじっくり読み始め
「どうして塩をつけるとすいかはあまくなるの?」と疑問や興味が溢れてだしました。
そこで早速…
キッチンにいたシェフを呼びに行き、すいかに塩をふり、食べてみることにしました。
ひと口、食べてみると
「あまぁぁい!」
「なんで⁉なんで⁉」
『塩が隠し味になって甘さを引き立たせてるんだよ』とシェフから話を聞いている子どもたちの表情は真剣そのものでした。そして、キラキラしていました。
おまけに
すいかジュース作りにも挑戦しました。
子どもたちは
この活動を共有した友だちと協力し合い、1枚の紙にまとめるそうです。
この取り組みは
【こども かもめ けんきゅうはっぴょう】と称して、発表の場を設けたいと思っています。
大人の私たちもワクワクします!
1冊の絵本が子どもたちの心に残り、楽しい体験につながっていく様子を見ることができました。